《 初心者対象定期講座 能楽茶話会 》
対象:入門一歩前の皆様(→ 入門ライン手前の一歩前、入門ラインの先一歩前)
公演の録画を観ながら、あらすじ、登場人物の心情や能ならではのオタクなこだわり等について、能面・能装束の紹介や実演を交えてお話しします。映画やテレビならば特撮・CGで済ませる場面を、舞台装置のほとんどない能舞台ではどのように表現するのか、などについて楽しく解りやすく説明します。
能のこぼれ話、能楽師の日常、演じる時の心意気や能面能装束のミニ知識など、能に関するあらゆるお話をさせていただきます。
能に関する前知識、事前勉強は、一切必要ありません。能を観たことのない方が「観てみたい!」と思っていただけるよう、楽しく脱線多々あり(本当に多いです、脱線脱輪(笑))でお送りしますので、勉強ではなく遊びに行く感覚でお越しいただけると嬉しいです。
また、メモを取らずに想像力フル稼働で映像を観ていただきたいので、メモ取り不要な詳しい資料を用意します。
講座の後は、付近の護国寺、小石川後楽園、鳩山会館、六義園などの散策はいかがでしょうか。
大学生以下の皆様は無料、乳幼児をお連れの方も歓迎致します。
能楽茶話会英語・フランス語版も随時開催します。
開催日時:毎月後半の土曜日もしくは日曜日 14時〜16時
場所 :文京区護国寺 アカデミー音羽1階 多目的ホール
(地下鉄有楽町線護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
地下鉄有楽町線 護国寺駅「護国寺方面出口」(3番出口)を地上に出、護国寺正門左隣に「天風会ビル」「日大豊山中・高」、その隣が「アカデミー音羽」です。入口から直進した奥にホールがございます。
文京区大塚5-40-15 電話03(5976)1290
対象年齢: 小学生以上
料金:2,000円 ※大学生以下無料(成人されていても学籍にあれば無料です)
定員:30名(要予約、先着順)
お問合せ・お申込先:宮内美樹 TEL:090-5580‐6864 MAIL: shuuseikai2003@yahoo.co.jp
《開催予定》
★第83回「春栄(しゅんねい)」続き
日程:10/10(土)
※前回をご参加でない方でもお楽しみいただける内容です
文京区の指導により、以下事項をご遵守いただきます。
・席の間隔を空けてお座りいただきます
・マスクの着用をお願いいたします
・茶菓の提供はございません
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★第82回「春栄(しゅんねい)」続き
日程:9/20(日)
※前回をご参加でない方でもお楽しみいただける内容です
文京区の指導により、以下事項をご遵守いただきます。
・席の間隔を空けてお座りいただきます
・マスクの着用をお願いいたします
・茶菓の提供はございません
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★第81回「春栄(しゅんねい)」
日程:8/30(日)
文京区の指導により、以下事項をご遵守いただきます。
・席の間隔を空けてお座りいただきます
・マスクの着用をお願いいたします
・茶菓の提供はございません
「春栄」あらすじ
合戦で多くの捕虜を得た武士・高橋のもとに、捕虜の一人である春栄丸(しゅんねいまる)の兄・種直(たねなお)が訪ねて来る。ところが春栄丸は、種直を兄ではないただの家来だと言い、面会を拒む。春栄は兄の身を案じ、わざと偽りを述べたのだった。しかし兄の必死な姿に心打たれ、春栄はついに種直を兄と認める。
兄弟が再会した喜びも束の間、春栄の処刑は避けられない事態となる。種直は自分が身替わりになると申し出るが、それも叶わず、弟とともにこの場で死ぬことを決意する。処刑の刀が振り下ろされようとしたその時、赦免使が駆けつけ、兄弟は生き永らえることができた。高橋は春栄を養子として迎えることとし、兄弟が助かったことを祝して喜びの酒宴を開く。
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★第80回「葵上(あおいのうえ)」続き
※前回をご参加でない方でもお楽しみいただける内容です
日程:6/14(日)
→会場使用禁止のため、今回も中止とさせていただきます。
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★第79回「葵上(あおいのうえ)」続き
※前回をご参加でない方でもお楽しみいただける内容です
日程:5/31(日)
→会場使用禁止のため、今回も中止とさせていただきます。次回は6月14日(日)を予定しております。
6月開催の有無につきましては、状況が判り次第、このサイトにてお知らせ申し上げます。
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★第78回「葵上(あおいのうえ)」続き
※前回をご参加でない方でもお楽しみいただける内容です
日程:4/19(土)
→会場使用禁止のため、中止とさせていただきます。次回は5月31日(日)を予定しております。
5月開催の有無につきましては、状況が判り次第、このサイトにてお知らせ申し上げます。
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★第77回「葵上(あおいのうえ)」
日程:3/21(土)
舞台は「源氏物語」の世界。光源氏の正妻・葵上は、最近物の怪(もののけ:悪霊、怨霊のような妖しいもの)に悩まされていました。その正体を知るべく巫女に口寄せをさせると、一人の女性の生き霊が現れます。それこそが、光源氏の愛人・六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)。御息所はかつて葵上に辱めを受けた怨念を吐露している内に感情が昂ぶり、葵上を責め苛んで命を奪い黄泉の国へ連れ去ろうとします。
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★第76回「自然居士(じねんこじ)」最終回
※過去回をご参加でない方でもお楽しみいただける内容です
日程:2/23(日)
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★第75回「自然居士(じねんこじ)」続き
※過去回をご参加でない方でもお楽しみいただける内容です
日程:1/19(日)
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★第74回「自然居士(じねんこじ)」続き
※前回をご参加でない方でもお楽しみいただける内容です
日程:12/8(日)
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★第73回「自然居士(じねんこじ)」
日程:11/17(日)
都で名高い青年僧の説法の場に現れた、一人の少女。彼女は一枚の着物を居士に捧げ、父母の供養をします。
しかしそのとき、二人組の男が現れ、少女を連れ去ります。実は彼女は、この着物と引き換えに男たちに身を売ったのでした。
居士は少女を救うべく、男たちを追いかけます。説法の名手である居士の言葉に少女の返還を余儀なくされた男たちは、交換条件として芸をして見せろと言います。居士は少女を助けることができるのでしょうか。
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★第72回「井筒(いづつ)」
日程:10/6(日)
僧の夢の中に現れた在原業平の妻は、夫の形見の衣と冠を身に着けた男装の姿。
昔を懐かしみつつ、静かに舞います。思い出の井戸に我が姿を映して業平をしみじみと偲び、やがて鐘の音が夜明けを告げる頃、僧の夢も覚め、女も消えて行きます。
「後の世までも」と仲睦まじく添い遂げたはずの業平夫婦なのに、なぜ妻の霊はたった独りでこの世に現れたのでしょうか・・。
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★第71回「雷電(らいでん)」最終回
※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:9/22(日)
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★第70回「雷電(らいでん)」続き
※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:8/18(日)
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★第69回「雷電(らいでん)」続き
※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:7/21(日)
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★第68回「雷電(らいでん)」続き
※前回ご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:6/30(日)
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★第67回「雷電(らいでん)」
日程:5/19(日)
平安時代初期、左大臣・藤原時平の陰謀によって失脚し大宰府に流された菅原道真が、死後怨霊となって時平ら公卿を呪い殺し、自然災害をもたらして人々を恐怖に陥れます。道真に不実の罪を着せたことへの報復だと考えた朝廷は、道真に天神の称号を贈り厚く遇することで、怨霊の怒りを鎮めました。
こうした道真にまつわる伝説を作品化したものが、能「雷電」です。
〈「雷電」あらすじ〉
ある夜、比叡山の高僧・法性坊のもとに菅原道真の霊が訪れ、生前師弟関係にあった二人は再会を喜びます。
道真は雷神となって内裏に祟ること、そのとき参内の勅命があっても従わないで欲しいことを法性坊に告げます。法性坊がそれを断るや、道真は顔色急変して鬼の形相となり、ザクロを噛み砕いて火を吐き、姿を消してしまいます。
やがて法性坊が内裏に召されて祈祷をしていると、雷神となった道真の怨霊が現れ激しい戦いになりますが、最後には法力に屈して去ってゆきます。
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★第66回「熊野(ゆや)」最終回
※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:4/21(日)
〈今回のお菓子〉
三重・紅梅屋「さまざま桜」
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【地方巡業公演のため、3月はお休みになります】
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★第65回「熊野(ゆや)」続き ※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:2/24(日)
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★第64回「熊野(ゆや)」続き ※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:1/27(日)
〈茶話会終了後「裏茶話会」〉
☆茶話会では語り切れない能の四方山話をさせていただきます☆
テーマ:「イメージさせるワザ・イメージできる不思議」
定員:30名(先着順)
時間:17時〜19時
場所:麹町 イタリア料理「タベルナ」(宮内がいつもお世話になっている方のお店です。とにかく美味しいです。)
店舗詳細:https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13000423/
会費:4,000円(フルコース デザート付)
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★第63回「熊野(ゆや)」続き ※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:12/23(日)
〈今回のお菓子〉
静岡・玉華堂「千寿の舞」
静岡・清水茶舗「熊野御前」
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★第62回「熊野(ゆや)」続き ※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:11/18(日)
〈今回のお菓子〉
滋賀・菓心おおすが「沙羅」、神奈川・豊島屋「源平巻」
静岡・清水茶舗「熊野御前」
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★第61回「熊野(ゆや)」続き ※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:10/28(日)
〈今回のお菓子〉
新潟・太田屋「落人伝説」
静岡・清水茶舗「熊野御前」
〈茶話会終了後「裏茶話会」〉
☆茶話会では語り切れない能の四方山話をさせていただきます☆
テーマ:「イメージさせるワザ・イメージできる不思議」
定員:30名(先着順)
時間:17時〜19時
場所:麹町 イタリア料理「タベルナ」(宮内がいつもお世話になっている方のお店です。とにかく美味しいです。)
店舗詳細:https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13000423/
会費:4,000円(フルコース デザート付)
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★第60回「熊野(ゆや)」続き ※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:9/23(日)
〈今回のお菓子〉
静岡・磐田や「熊野花衣」
静岡・清水茶舗「熊野御前」
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★第59回「熊野(ゆや)」再開
日程:8/12(日)
〈今回のお菓子〉
広島・にしき堂「新・平家物語」
静岡・清水茶舗「熊野御前」
〈「熊野」あらすじ〉
舞台は平安時代、遊女・熊野は平家の棟梁・平宗盛の寵愛を受け、都に留め置かれていました。故郷の年老いた母が病気になったので熊野は度々暇を乞いますが、許されません。母からの手紙を読み上げ重ねて暇乞いをしても、宗盛は許さないどころか熊野を花見に連れ出し、酒宴で舞を舞わせます。折からのにわか雨が桜を散らし、散りゆく花を母に重ね合わせた歌を熊野が詠むと、さすがの宗盛も感じ入り、ついに帰郷を許します。
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★第58回「忠度」続き ※前回ご参加でない方もお楽しみいただけます
日程:7/7(土)10:00〜12:00
※曜日、時間がいつもとは違います
〈今回のお菓子〉
和歌山県新宮市・かあちゃんの店「忠度餅」
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★第57回「忠度」
日程:6/9(土)10:00〜12:00
※曜日、時間がいつもとは違います
〈今回のお菓子〉
松江市・嘉智菓子舗 「真山(しんやま)」
真山・・源平合戦の折に平忠度が築城した城塞。松江の北郊、北山山脈の一角にそびえる。
〈能「忠度」あらすじ〉
平安時代の歌人・藤原俊成に仕えていた僧が須磨の地を訪れ、由緒ありげな桜の木を見つけます。そこに現れた老人に一晩泊めてくださいと願い出ますが、老人は「この桜の蔭よりも素晴らしい宿が他にあろうか、いや、あるまい」と言い、俊成の弟子・平忠度が詠んだ和歌について語ると、夢の中でまた会いましょうと言って姿を消します。
その夜僧がまどろんでいると、平忠度の亡霊が現れます。忠度は、師の俊成が撰んだ『千載集』に自らの歌が選ばれたものの、朝敵の身を憚って「詠み人知らず」とされてしまった無念を訴えます。
忠度は、平家都落ちの道中に都まで引き返し俊成に歌を託したこと、歌の短冊を箙に挿して戦に臨み討ち死にしたことなどを語り、歌道への想いを述べると、やがて花の蔭に消えてゆきました。
文武両道「世上に眼(まなこ)高し」といわれた忠度は、名声より「歌」そのものへの執着、「欲」があったはずです。家が滅び、人が亡くなっても「歌」は生き延びる・・歌人は「永遠の命」を生み出す存在であるのに、自分は正反対の「武人」の道を行く。暮れきった世界に・・。歌人として「忠度」と短冊に書いたあの日が、彼のお弔いだったのです。
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★第56回「熊野(ゆや)」続き ※過去回をご参加でない方もお楽しみいただけます
日程:5/27(日)
〈今回のお菓子〉
静岡・池田菓子舗「熊野物語」
静岡・清水茶舗「熊野御前」
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★第55回「熊野(ゆや)」続き ※過去回をご参加でない方もお楽しみいただけます
日程:4/1(日)
〈今回のお菓子〉
和歌山・こがね菓子店「熊野・黄金権現」
静岡・清水茶舗「熊野御前」
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★第54回「熊野(ゆや)」続き ※前回をご参加でない方もお楽しみいただけます
日程:3/18(日)
〈今回のお菓子〉
三重・登喜和屋「熊野」
静岡・清水茶舗「熊野御前」
〈茶話会終了後「裏茶話会」〉
☆茶話会では語り切れない能の四方山話をさせていただきます☆
テーマ:「イメージさせるワザ・イメージできる不思議」
定員:30名(先着順)
時間:17時〜19時
場所:麹町 イタリア料理「タベルナ」(宮内がいつもお世話になっている方のお店です。とにかく美味しいです。)
店舗詳細:https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13000423/
会費:4,000円(フルコース デザート付)
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★第53回「熊野(ゆや)」
日程:2/25(日)
〈今回のお菓子〉
静岡・玉華堂「熊野」
静岡・清水茶舗「熊野御前」
〈「熊野」あらすじ〉
舞台は平安時代、遊女・熊野は平家の棟梁・平宗盛の寵愛を受け、都に留め置かれていました。故郷の年老いた母が病気になったので熊野は度々暇を乞いますが、許されません。母からの手紙を読み上げ重ねて暇乞いをしても、宗盛は許さないどころか熊野を花見に連れ出し、酒宴で舞を舞わせます。折からのにわか雨が桜を散らし、散りゆく花を母に重ね合わせた歌を熊野が詠むと、さすがの宗盛も感じ入り、ついに帰郷を許します。
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★第52回「卒塔婆小町(そとわこまち)」最終回
※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:1/21(日)
〈今回のお菓子〉
京都・共栄堂「小町花伝」
秋田・國井茶舗「花小町」
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★第51回「卒塔婆小町(そとわこまち)」さらに続き
※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:12/24(日)
〈今回のお菓子〉
島根・鴨屋「くれなゐ小町」
秋田・國井茶舗「花小町」
〈茶話会終了後「裏茶話会」〉
☆茶話会では語り切れない能の四方山話をさせていただきます☆
テーマ:「イメージさせるワザ・イメージできる不思議」
定員:30名(先着順)
時間:17時〜19時
場所:麹町 イタリア料理「タベルナ」(宮内がいつもお世話になっている方のお店です。とにかく美味しいです。)
店舗詳細:https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130803/13000423/
会費:3,000円程度
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★第50回「卒塔婆小町(そとわこまち)」続き
※過去回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:11/19(日)
〈今回のお菓子〉
秋田・光雲堂「栗小町」
秋田・國井茶舗「花小町」
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★第49回「卒塔婆小町(そとわこまち)」続き
※前回をご参加でない方もお楽しみいただける内容です
日程:10/29(日)
〈今回のお菓子〉
山形・松風屋「芭蕉小町」
京都・随心院「小町麗茶」
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★第48回「卒塔婆小町(そとわこまち)」
日程:9/17(日)
〈今回のお菓子〉
秋田・かたや「小豆小町」
京都・随心院「小町麗茶」
〈「卒塔婆小町」あらすじ〉
高野山の僧たちが都へ行く途中の摂津国阿倍野近くで、朽ちた卒都婆に腰掛けている乞食の老婆を見つけます。
この老婆は実は、数多くの浮名を流した絶世の美女、小野小町。
僧は仏の教えを説いて卒都婆からどかせようとしますが、あろうことか小町に論破されてしまいます。僧は深々と礼を尽くすのでした。
小町は自信満々に歌を詠み、さらに僧を感心させます。名を尋ねられ「小野小町のなれの果てだ」と明かし、美貌を誇った昔を懐かしみ、老いさらばえた今の身を嘆きます。
すると突然、小町は狂乱状態に。かつて小町を恋慕した深草少将の怨霊が憑りついたのです。その昔、少将は小町に恋心を打ち明けたのですが、小町は「百夜私のもとに通って玄関に印をお付けなさい。そうしたら、あなたの恋を受け入れましょう」と冷たくあしらいました。もちろん、出来るはずはないと見込んで。
少将は九十九夜まで通いましたが、最後の一夜達成直前にのたれ死んでしまったのです。恋を成就できなかった無念と冷たい小町への恨みで怨霊になった少将が、小町を責めます。
狂う小町は少将になりきり百夜通いの様子を再現しますが、やがて怨霊が抜けると、「成仏を願うのが本来の人の道です」と語り、物狂いの舞を舞った後、悟りの道に入ろうと志すのでした。
〈みどころ〉
この曲は、老女物というカテゴリーに入れられる五曲(「関寺小町」「檜垣」「姨捨」「鸚鵡小町」「卒都婆小町」)の一つです。重い習いの難曲です。
いずれも、生けるものすべてに訪れる「老い」をテーマに、人生の重さ、生きる意味を考えさせるような物語が組み立てられ、哲学的、宗教的な深い示唆を含んでいます。
能の哲学では、「年を重ね盛りを過ぎ、人生の叡智を宿しながら朽ちてゆく老女」に最上の美を見出します。
静かな進行の多い老女物の中で、「卒都婆小町」はストーリー展開が変化に富んだ異色の曲です。
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(第47回 中止)
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★第46回「井筒」続き(過去回をご参加でない方もお楽しみいただけます)
日時:7/23(日)14時~16時
〈今回のお菓子〉
奈良・大和郡山 甘露堂 「筒井筒」
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★第45回「井筒」続き(過去回をご参加でない方もお楽しみいただけます)
日時:6/25(日)14時~16時
〈今回のお菓子〉
愛知・ 水野「杜若姫」
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★第44回「井筒」続き(過去回をご参加でない方もお楽しみいただけます)
日時:5/21(日)14時~16時
〈今回のお菓子〉
京都・西京区 菓子処 西方「六歌仙」
〈茶話会終了後「裏茶話会」〉
☆茶話会では語り切れない能の四方山話をさせていただきます☆
定員:20名(先着順)
時刻:17時〜19時
場所:護国寺駅前 和食処「一樺」
会費:3,000円
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★第43回「井筒」続き(過去回をご参加でない方もお楽しみいただけます)
日時:4/23(日)14時~16時
〈今回のお菓子〉
愛知県・御菓子処 みづ乃「かきつばた」
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★第42回「井筒」続き(過去回をご参加でない方もお楽しみいただけます)
日時:3/26(日)14時~16時
〈今回のお菓子〉
宮城・玉澤総本店 「唐衣」
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★第41回「井筒」続き(前回をご参加でない方もお楽しみいただけます)
日時:2/19(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室A
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料(成人されていても在学ならば無料です)
〈今回のお菓子〉
奈良・丹波屋善康 「業平様の恋文」
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★第40回「井筒」
僧の夢の中に現れた在原業平の妻は、夫の形見の衣と冠を身に着けた男装の姿。
昔を懐かしみつつ、静かに舞います。思い出の井戸に我が姿を映して業平をしみじみと偲び、やがて鐘の音が夜明けを告げる頃、僧の夢も覚め、女も消えて行きます。
「後の世までも」と仲睦まじく添い遂げたはずの業平夫婦なのに、なぜ妻は独りでこの世に現れたのでしょうか・・。
〈お話のポイント〉
・女が僧の問いかけをはぐらかすような態度を取る理由
・物語中、「伊勢物語」の歌が逆の順序で謡われている理由
・曲を貫いて女を照らし続ける「月の光」は何を暗示するのか
日時:1/22(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料(成人されていても在学ならば無料です)
〈今回のお菓子〉
京都 中村軒 「白露・十輪寺」
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★第39回「六浦(むつら)」最終回
(前回ご参加でない方もお楽しみいただけます)
日時:12/25(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
終了後、裏茶話会(食事をとりながらの能楽よもやま話会)を予定しております。(自由参加)
場所:飯田橋近辺 会費:3,000円程度
※裏茶話会のみのご参加も歓迎します。
〈今回のお菓子〉
金沢文庫 玉屋 「楓」
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★第38回「六浦(むつら)」続き
(前回ご参加でない方もお楽しみいただけます)
日時:11/27(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
横浜 錦菓子舗 「称名寺」
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★第37回「六浦(むつら)」続き
(前回ご参加でない方もお楽しみいただけます)
日時:10/30(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
横浜 日之出町 大黒屋 「青楓」
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★第36回「六浦(むつら)」
日時:9/25(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
神奈川・金沢八景 鳳月堂 「晩鐘最中」
〈「六浦」あらすじ〉
僧が相模国(神奈川)六浦にある称名寺を訪れると、秋も深いのに全く紅葉していない楓の木が一本。里の女に僧が尋ねると、「昔、冷泉為相卿が他の木に先駆けて紅葉するこの楓を讃えて歌に詠むと、その木は名誉を得た上は身を退くのが正しい道であると感じ、以降は紅葉しなくなったのです」と語ります。
その女は自分は楓の精だと明かして消え失せ、やがて楓の精が現れ四季ごとの草木の移ろいを語り、舞を舞います。
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★第35回「盛久」最終回
(前回、前々回をご参加でない方もお楽しみいただける内容になっています)
日時:8/14(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室A
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
東京浅草 梅林堂 「源平豆」
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★第34回 「盛久」続き
(前回ご参加でない方もお楽しみいただける内容になっています)
日時:7/31(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
山口県 松琴堂「壇ノ浦 みなそこの詩」
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★第33回 「盛久」続き
(前回ご参加でない方もお楽しみいただける内容になっています)
日時:6/26(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
香川県 吉岡源平餅本舗 「吉岡源平餅」
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★第32回 「盛久」
日時:5/29(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈盛久あらすじ〉
源頼朝に捕らえられた平盛久は鎌倉に護送され処刑を言い渡されますが、日頃から篤く信仰する清水観音が夢に現れて盛久を助けると約束します。
やがて処刑の瞬間、観音の功徳によって盛久を斬る太刀が真っ二つに折れ、同じ夢を見た頼朝の寛大な処断で処刑は中止、頼朝は盛久に喜びの舞を所望します。
〈今回のお菓子〉
鎌倉 豊島屋 「源平巻」
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★第31回 「羽衣」最終回
日時:4/17(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
前回からの続きになりますが、前回ご参加でない方もお楽しみいただける内容になっています。
<今回のお菓子>
東京 あめやえいたろう 「羽一衣」
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★第30回 「羽衣」
日時:3/27(日)14時~16時
場所 :アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線 護国寺駅より徒歩1分、護国寺の3軒隣り)
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
前回からの続きになりますが、前回ご参加でない方もお楽しみいただける内容になっています。
<今回のお菓子>
鳥取 菓子舗かわしま「はごろも」
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★第29回 「羽衣」
日時:2/21(日)14時~16時
於:文京福祉センター江戸川橋 4階地域活動室B
※2月開催分まで場所が変更になります
地図:http://care-net.biz/13/lien/outline.php
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
前回からの続きになりますが、前回ご参加でない方もお楽しみいただける内容になっています。
<今回のお菓子>
京都 ふれあい工房 「羽衣伝説シルククッキー」
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★第28回 「羽衣」
日時:1/17(日)14時~16時
於:文京福祉センター江戸川橋 4階地域活動室B
※2016年2月開催分まで場所が変更になります
地図:http://care-net.biz/13/lien/outline.php
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
日本最古のSF、日本版「未知との遭遇」!
三保の松原に住む漁師・白龍は、美しい衣を見つけます。家宝にするため持ち帰ろうとした白龍に、天女が現れてその衣を返して欲しいと頼みます。白龍は聞き入れませんでしたが、「衣がないと天に帰れない」と悲しむ天女の姿に心を動かされ、天女の舞を見せてもらう代わりに衣を返すことにします。
昔話でもおなじみの、羽衣伝説をもとにした曲です。
<今回のお菓子>
静岡・風月堂 「羽衣伝説」
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★第27回 「白楽天(はくらくてん)」
日時:12/20(日)14時~16時
於:文京福祉センター江戸川橋 4階地域活動室B
※2016年2月開催分まで場所が変更になります
地図:http://care-net.biz/13/lien/outline.php
料金:2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
長崎 中国貿易公司 「白楽天」
〈「白楽天」あらすじ〉
日本の知力を試しに来た中国の詩人・白楽天が海辺で釣りをしている老人を見かけます。老人は白楽天の名前・来日の目的を言い当て、白楽天が作った詩を直ちに和歌に翻訳します。老人は、日本では蛙や鶯までも歌を詠むのだといい、舞楽の遊びを見せてあげようと言いながら消えます。
老人は実は住吉明神の化身であり、気高い神姿で現れ白楽天に舞を見せた後、日本の神々と共に神風を起こして白楽天を中国へ吹き戻します。
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★第26回 「野宮(ののみや)」その3(全3回)
※1、2回目をご参加でない方もお楽しみいただけます
11/22(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
京都 千本玉壽軒 「秋の野宮」
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★第25回 「野宮(ののみや)」 その2(全3回)
10/25(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
京都 甘春堂 「源氏のしらべ」
※1回目をご参加でない方もお楽しみいただけます
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★第24回 「野宮(ののみや)」 その1(全3回)
9/20(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
石山寺門前・大津風月堂 「源氏物語姫絵巻」
〈野宮あらすじ〉
秋9月7日、旅僧が嵯峨野・伊勢斎宮の潔斎場とされた野の宮に立ち寄ります。昔さながらの黒木(皮のついたままの木)の鳥居や柴の垣根を眺め参拝していると、榊を持った上品な里女が現れます。
女は、毎年必ず9月7日にここで昔を思い神事を行っている、だから邪魔せず立ち去るようにと僧に話しかけます。昔を思い出すとはどういうことかと僧が尋ねると、かつて光源氏が野の宮にいた六条御息所(みやすどころ)を訪ねてきたのがこの日だと告げ、懐かしそうに御息所のことを語ります。そして、自分こそがその御息所だと明かし、姿を消してしまいます。
土地の人から光源氏と御息所の物語を聞いた僧は、彼女の供養を始めます。すると、牛車に乗った御息所の亡霊が現れ、賀茂の祭りで源氏の正妻葵上の下人から受けた屈辱を語ります。
御息所は、妄執を断ち切れない自分を救うため回向して欲しいと僧に頼み、野の宮での源氏との別れの記憶を思い返しつつ舞を舞い、過去への想いを深く残しながら再び車に乗り、消え去ります。
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★第23回 「賀茂(かも)」 その2(全2回)
※1回目をご参加でない方もお楽しみいただけます
8/16(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉
加茂みたらし本舗「みたらし団子」
賀茂神社境内にある御手洗(みたらし)池に湧き出す水。その泡の形にちなんで作られたと言われています。
〈賀茂あらすじ〉
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★第22回 「賀茂(かも)」 その1(全2回)
7/19(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
〈今回のお菓子〉京都宝泉堂 「賀茂葵」
〈賀茂あらすじ〉
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★第21回「殺生石(せっしょうせき)」その2(全2回)
5/21(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
※1回目をご参加でない方もお楽しみいただけます。
〈今回のお茶菓子〉
みんと村 「狐クッキー」
〈講座内容〉
・扇子七変化!・・・一本の扇子が幣や弓矢になる時、海や山を翔け巡る、野原を掻き分ける、矢に射られる時、等の所作でどのような使い方をされるのか、についてクイズ形式で実演します。
・公演に先立ち、シーン毎の演者の意図や心積もりについて説明します。
・装束付け
〈殺生石あらすじ〉
僧がある石の上を飛ぶ鳥が落ちるのを見て不思議に思っていると、どこからか女が現れ、その石は殺生石といって近づく生き物を殺してしまうから近寄るなと教えます。女は「昔、玉藻の前という才色兼備の女官がいて帝の寵愛を受けたが、狐の化け物であることを陰陽師に見破られ殺されてしまった。その魂が残ってこの石に取り憑き、殺生石となった。私は玉藻の前の亡霊です。」と告白していなくなります。
やがて僧が法事を行うと石が割れて、狐の怨霊が姿を現します。「世界を股にかけて世の中を乱してきたが、陰陽師に調伏されついに殺された。以来、殺生石となって人を殺して何年も過ごしてきた」とこれまでを振り返り、今有難い仏法を授けられたからにはもう悪さはしません、と約束し狐の怨霊は消えます。
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★第20回「殺生石(せっしょうせき)」その1(全2回)
5/31(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
僧がある石の上を飛ぶ鳥が落ちるのを見て不思議に思っていると、どこからか女が現れ、その石は殺生石といって近づく生き物を殺してしまうから近寄るなと教えます。女は「昔、玉藻の前という才色兼備の女官がいて帝の寵愛を受けたが、狐の化け物であることを陰陽師に見破られ殺されてしまった。その魂が残ってこの石に取り憑き、殺生石となった。私は玉藻の前の亡霊です。」と告白していなくなります。
やがて僧が法事を行うと石が割れて、狐の怨霊が姿を現します。「世界を股にかけて世の中を乱してきたが、陰陽師に調伏されついに殺された。以来、殺生石となって人を殺して何年も過ごしてきた」とこれまでを振り返り、今有難い仏法を授けられたからにはもう悪さはしません、と約束し狐の怨霊は消えます。
〈講座内容〉
・扇子七変化!・・・一本の扇子が幣や弓矢になる時、海や山を翔け巡る、野原を掻き分ける、矢に射られる時、等の所作でどのような使い方をされるのか、についてクイズ形式で実演します。
・公演に先立ち、シーン毎の演者の意図や心積もりについて説明します。
〈今回のお茶菓子〉
那須・扇屋 「芭蕉の小径羊羹」
「奥の細道」の道すがら那須を訪れた芭蕉の草履を模った菓子。
殺生石の有様を「蜂蝶のたぐひ真砂の色の見えぬほどかさなり死す」と
詠んでいます。
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★第19回「巻絹(まきぎぬ)」
4/26(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
「聖域で起こるサスペンス。捕らわれたイケメンを神が救う!?」
(2時間ドラマのテレビ欄調)
熊野本宮に巻絹(絹の反物)を納めに行く道すがら、使者は音無天神に寄り道し、冬梅の香りに惹かれて和歌を詠んでいました。そのせいで遅刻し、役人に咎められ縄で縛られてしまいます。
すると、音無天神が乗り移った巫女が現れ、「この者は私に歌を手向けてくれたのだから、縄を解いてやって欲しい」と頼みます。卑しい身分の者が歌など読めるものかと言う役人に、巫女は使者に歌の上の句を読ませ、自分が下の句を継いでその疑いを晴らします。
そして巫女は、二人の僧が和歌を詠み交わしたおかげで互いの前世を悟った逸話を語り、和歌の素晴らしさを説きます。巫女は神楽を舞い、気がたかぶってさらに舞い狂った後、天神様は巫女から離れ去っていくのでした。
<講座内容>
あらすじ深読み、実演
「神楽」を能ではどのように表現するのか。「私は神」になる瞬間の実演
日本各地に伝わる神楽との比較
御幣(巫女が持つ小道具)の作り方実演
能面いろいろ
<今回のお茶菓子>
石川 高砂屋 「加賀の巻絹」
能「巻絹」に因んで作られたお菓子です。
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★第18回 「羽衣」(2/2)
※1回目を御参加でない方も楽しむことができます
3/29(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図:
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
講座内容: あらすじのおさらい
能の「型」当てクイズ
能面 年齢・キャラクター当てクイズ
天女になってみましょう(面装束着付け)
日本最古のSF、日本版「未知との遭遇」!
三保の松原に住む漁師・白龍は、美しい衣を見つけます。家宝にするため持ち帰ろうとした白龍に、天女が現れてその衣を返して欲しいと頼みます。白龍は聞き入れませんでしたが、「衣がないと天に帰れない」と悲しむ天女の姿に心を動かされ、天女の舞を見せてもらう代わりに衣を返すことにします。
昔話でもおなじみの、羽衣伝説をもとにした曲です。
<今回のお茶菓子>
静岡 清水エスパルス 「パルちゃんサブレ」
公認キャラクター・パルちゃんの耳は、三保の松原羽衣伝説にちなんで羽の形をしています。
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★第17回 「羽衣」(1/2)
2/15(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図
: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
三保の松原に住む漁師・白龍は、美しい衣を見つけます。家宝にするため持ち帰ろうとした白龍に、天女が現れてその衣を返して欲しいと頼みます。白龍は聞き入れませんでしたが、「衣がないと天に帰れない」と悲しむ天女の姿に心を動かされ、天女の舞を見せてもらう代わりに衣を返すことにします。
昔話でもおなじみの、羽衣伝説をもとにした曲です。
<今回のお茶菓子>
静岡三保の松原前 Bougiee洋菓子店 「三保の松原クッキー」
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★第16回 「鶴亀」
1/18(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図
: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
新春、唐の朝廷では年初の節会(季節の変わり目の祝祭)が催されます。絢爛豪華な宮殿で玄宗皇帝は臣下の拝賀を受け、国民もその場に集います。拝賀が終わり毎年恒例の鶴と亀の舞を楽しむと、興に乗った皇帝は自ら舞い始めます。
豪華過ぎて想像を絶する宮殿の描写、帝に長寿を授けてしまう!ウルトラ生物鶴と亀、帝が月に遊びに行った時に観た天女の舞を帰国後思い返して作られたという舞曲・・・。
天下泰平、国家の長久を祈念する思いの籠った、スペクタクルでファンタジーな祝言曲です。
〈今回のお茶菓子〉
京都 伊勢源六たちばなや 「鶴亀」
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★第15回 「通小町」
12/21(日)14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
地図
: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
僧のもとに、毎日柴や木の実を持って現れる女性。素性を尋ねると、女は住処だけ答えて消え失せます。さては小町の霊であろうと弔っていると、小町の霊が喜び現れます。すると小町に引かれるように深草少将の霊も現れ、彼女の成仏を妨げます。雪の日も雨の日も一途に小町のもとに通い、九十九夜目にして力尽き命を落とした少将。小町への執念のため迷える身となった少将は、生前に飲酒の戒めを守った一念により、ついには小町と一緒に成仏してゆきます。
〈今回のお茶菓子〉
京都 山科 京栄堂 「小町花伝」
『古今和歌集』にある小町の詠んだ歌「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」に因んで作られたお菓子です。
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★第14回 「井筒」
11/30(日) 14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線護国寺駅徒歩1分)護国寺の3軒隣りです
地図
: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
募集人数: 20名
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
旅の僧が大和初瀬の在原寺を訪れると、女が現れて荒れた古塚に水を手向けています。女は僧にこれが在原業平の墓だと教え、業平と幼なじみだった娘との井筒にまつわる恋物語を話して聞かせますが、やがて自分はその娘の霊だと明かしつつ井筒の陰に消えます。
夜更け、女は業平の形見の装束を着て再び現れ、舞を舞い、井戸に自らの姿を映して業平の面影を偲び、夜明けと共に姿を消します。
〈補講〉
・女が僧の問いかけをはぐらかすような態度を取る理由
・物語中、「伊勢物語」の歌が逆の順序で謡われている理由
・曲を貫いて女を照らし続ける「月の光」は何を暗示するのか
〈今回のお茶菓子〉
京都・十輪寺そば 中村軒 「尾花」
在原業平が叶わぬ恋の傷心を癒やすために閉居した十輪寺のススキをイメージしたお菓子。業平ゆかりのススキは能「井筒」で井戸に添えられたそれと重なり、業平の魂が寄り添うような佇まいを見せます。
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★第13回 「海士(あま)」
10/26(日) 14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線護国寺駅徒歩1分)護国寺の3軒隣りです
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
募集人数: 20名
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
藤原房前(ふささき)の大臣は、亡母を追善するために讃岐の国[香川県]志度(しど)の浦を訪れます。
志度の浦でひとりの海女に出会うと、海女はかつてこの浦での出来事を語り始めます。昔、ある大臣の妹が唐の帝の后になった時に贈られた珠が龍宮に奪われ、それを取り返すために兄大臣が身分を隠してこの浦に住んだこと、彼と結ばれた海女が一人の男子をもうけたこと、そしてその子を大臣の世継ぎにするため、自らの命を投げ打って龍宮へ行き珠を取り返したこと…。語りつつ、玉取りの様子を真似て見せた海人は、ついに自分こそが房前の大臣の母の亡霊であると明かします。
〈仕舞「玉之段」面白分析〉
・扇子七変化
・場面転換を一秒で済ませる方法
・映画ならば特撮やCGで処理する場面の表現方法
・喜怒哀楽を表現する仕方
・詰め足で人間関係を表現し分ける方法
〈今回のお茶菓子〉
香川県高松市 冨久ろ屋(ふくろや) 「海人」
海人の珠取り伝説にちなんで作られた生菓子です。
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★第12回 「阿漕」
9/21(日) 14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線護国寺駅徒歩1分)護国寺の3軒隣りです
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
募集人数: 20名
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
ある男が阿漕浦で一人の漁師に出会い、浦の名前の謂われを尋ねます。漁師は「昔ここは禁漁地だったのに阿漕という男が密漁をして死罪となり、この浦に沈められたことが由来だ」と語ります。そして漁師は自分がその阿漕の亡霊であることを明かします。
夜になり漁師は網を手繰っていましたが、いつの間にかいなくなります。
阿漕の霊を弔おうと男がお経を読んでいると、阿漕の亡霊が現れます。
亡霊は密漁の様子や地獄に堕ちた苦しみを訴え、助けて欲しいと男に回向を頼みつつ波間に消え失せます。
≪補講≫
「痩男」の能面をかけ、舞台で実際に使う四手網を用いて密漁の様子を表現し、地獄の責め苦を受ける有様を扇子一本で演じる仕方について、実演を兼ねてお話します。
〈今回のお茶菓子〉
三重県津市 平治煎餅本店「平治煎餅」
謡曲「阿漕」の元となった「平治伝説」。病弱な母のために伊勢神宮の御
用禁漁区で漁を重ねた平治は、笠を置き忘れたために密漁がばれて阿
漕浦に沈められました。
これを物語る阿漕塚には、“月の夜の何を阿古木に鳴く千鳥”という句碑
があります。
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★第11回「鵜飼」
9/14(日)14時〜16時 於:新松戸市民センター 2階会議室
(JR、武蔵野線新松戸駅より徒歩8分)
地図http://www.city.matsudo.chiba.jp/shisetsu-guide/simin-center/sinmatsudo.html
募集人数: 20名
料金 : 1,000円 (大学生まで無料)
ある僧がお供を連れて、甲斐国石和(いさわ)にやって来ます。日が暮れたので御堂で休んでいると、松明を持った鵜使いの老人が現れます。
数年前に石和に来たことがあるお供が、彼に似た鵜使いに泊めてもらったのを思い出します。鵜使いは、その者は石和の殺生禁止の決まりを破ったために殺されたと告げます。
そして自分こそが殺された鵜使いの亡霊であると明かし、鵜を使った漁の様子を見せた後、闇の中に消えてしまいます。
僧たちが河原の石に一字ずつ法華経の経文を記し川に沈めて鵜使いの供養していると、地獄の鬼が現れ、彼が無事に成仏を遂げたこと、そしてそれを可能にした法華経の功徳のありがたさを称えます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★第10回 「殺生石」
8/31(日) 14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線護国寺駅徒歩1分)護国寺の3軒隣りです
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
募集人数: 30名
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生以下無料
那須野に立ち寄った僧が、とある石の周りを飛ぶ鳥が死ぬのを見て不審に思っていると、美しい女が現れてその石は「殺生石」という近づく生き物を殺してしまう石なので近寄ってはいけないと諭します。
女は 「昔、才色兼備の宮廷女官がいて、狐の化け物であることを陰陽師に見破られて那須野まで逃げたが殺され、その霊魂が石に取り憑いて殺生石となりました」と謂れを語ると、自分がその亡霊であることを告げて消え失せます。
僧が弔っていると石が割れて狐の怨霊が姿を現し、これまでの無念を語ります。そして、有難い仏法を授けられたからには、もはや悪事はいたしませんと約束して消えていきます 。
《補講・扇子七変化!》
一本の扇子が幣や弓矢になる時、海や山を翔け巡る、野原を掻き分ける、矢に射られる時、等の所作でどのような使い方をされるのか、についてクイズ形式で楽しく実演します。
〈今回のお茶菓子〉
那須高原産 小豆茶
那須・扇屋「芭蕉の小径羊羹」
芭蕉の草履を模った菓子。奥の細道の道すがら殺生石を訪れ、その 有様を「蜂蝶のたぐひ真砂の色の見えぬほどかさなり死す」と詠んで
います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★第9回 「巴」
8/10(日)14時〜16時 於:新松戸市民センター
(JR、武蔵野線新松戸駅より徒歩8分)
地図http://www.city.matsudo.chiba.jp/shisetsu-guide/simin-center/sinmatsudo.html
募集人数: 20名
料金 : 1,000円 (大学生まで無料)
曲目:「巴(ともえ)」
最愛の人、木曾義仲に最期までお供することができなかった悔いと哀しみ、義仲への恋慕の情に、女武者巴御前の魂は死後もなおさまよいます。
亡霊となって義仲絶命の場所にやって来た巴御前は在りし日の心情を僧に訴え、回向を頼みながら黄泉の国へ帰っていきます。
《お客様からのご質問による補講》
「高砂」待謡について
・なぜ結婚式で謡われるのか
・主役不在の紀行文なのに採り上げられる理由
・僧侶ではなく神官であることの意義
・大国主命の妻問婚との関係
・英訳しても同じ節で謡えるのか
・謡ってみましょう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ★第8回 「鞍馬天狗」
7/27(日) 14時~16時 於:アカデミー音羽 3階学習室B
(地下鉄有楽町線護国寺駅徒歩1分)護国寺の3軒隣りです
地図: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_shisetsu_gakusyubunka_otowa.html
募集人数: 20名
料金: 2,000円(曲にゆかりの茶菓付) ※大学生まで無料
曲目: 「鞍馬天狗」 お客様のリクエストです
桜満開の鞍馬山、花見の一行に乱入した怪しい山伏の不作法な振る舞いに、一行は花見をやめその場を去ります。山伏は人々の心の狭さを嘆きますが、牛若丸だけは一人残り、山伏と心を交わします。
牛若丸の辛い境遇に同情した山伏は彼を連れて桜の名所を翔廻り、最後に自身が鞍馬山の大天狗であることを明かして再会を約束し、姿を消します。
翌日、約束通り牛若丸が待っていると、天狗たちを引き連れて大天狗が現れます。師匠として自分を尊重する牛若丸のいじらしさに感動した大天狗は、兵法の奥義を伝授します。
別れ際、袖にすがって別れを惜しむ牛若丸に戦での守護神になることを約束して、大天狗は飛び去ります。
桜咲き誇る華やかな前半、兵法を伝授する後半の対比の中に大天狗と牛若丸の師弟愛を織り込んだ曲です。
〈お客様からのご質問による補講〉
仕舞「鞍馬天狗」の型について
・牛若丸の将来を想像する、を指で
・牛若丸が将来、平家を滅ぼして数々の戦いに勝っていく
・別れを惜しんで牛若丸が天狗の袂にすがる
・牛若丸の守護神になるからね!の天狗の意志を足で
・梢をひょいひょいと翔って消えてしまう
…これらを扇子一本だけでどのように表現するか、についてお話しします。
〈今回のお茶菓子〉
京都・アクエリエル「鞍馬天狗のお茶」
鞍馬・くらま辻井「木の芽煮(きのめだき)」
鞍馬山で修行を積んだ牛若丸は木の芽漬け(アケビの蔓と山椒を漬け込んだもの)を常食していたといわれ、これが現在の「木の芽煮」のルーツとされています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★第7回 「大原御幸」
7/6(日)14時〜16時 於:新松戸市民センター
(JR、武蔵野線新松戸駅より徒歩8分)
地図http://www.city.matsudo.chiba.jp/shisetsu-guide/simin-center/sinmatsudo.html
募集人数: 20名
料金: 1,000円
曲目:「大原御幸(おはらごこう)」
壇ノ浦合戦での平家一族滅亡後、心ならずも生き残った平清盛の娘徳子が出家して住む京都大原の寂光院を、義父の後白河法皇が訪ねます。
平家の栄枯盛衰を目の当たりにし、生きながらにして極楽から地獄までの総てを味わい尽した徳子に、法皇はなんと母と我が子が入水した時の様子を語れと所望します・・。
「平家物語」の最後を飾る「灌頂巻(かんちょうのまき)」の名場面を組み込んだ曲で、「諸行無常」の真髄が凝縮されています。
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第6回 「熊野」
6/29(日)14時〜16時 於:市ヶ谷舞台
(JR,地下鉄有楽町線、南北線、都営新宿線市ヶ谷駅より
徒歩1分)
地図http://www.building-search.jp/static/building/27782.html
曲目:「熊野(ゆや)」お客様のリクエストです
平家一門が全盛期を迎え世の春を謳歌していた頃、平家の頭領・
宗盛の愛妾・熊野は寵愛のあまりに都に留め置かれていました。
重い病に伏す故郷の母を思い宗盛に再三帰郷を願い出ますが、
宗盛は許すどころか熊野を清水寺での花見に連れ出してしまい
ます。
熊野は悲しい心を押し隠して舞を舞いますが、にわか雨が桜を
散らすのを見て母の身が思いやられ、散りゆく花を母に重ね
合わせた歌を詠んでなおも暇乞いをします。
熊野は帰郷できるのでしょうか。また、そこまでして彼女を
傍に置いておきたかった宗盛の想いとは・・。
「平家物語」権力者に翻弄される美女の姿を描いた巻をもとに、
美しい情景描写とそれに呼応した心情表現を織り込んだ名曲です。
料金:2,000円(茶菓付)
〈今回のお茶菓子〉
静岡県焼津産の緑茶
静岡県磐田市・杉田屋製菓舗さんの「藤最中」
藤をこよなく愛した熊野の手植えと謂われている、行興寺「熊野の長
藤」にインスパイアされ、熊野をイメージして作られたお菓子だそうで
す。 す