≪ 能公演・観能通訳ガイド、スピーチを承ります ≫

 

能には、決まった鑑賞の仕方はありません。

舞台の構成から演出、演者の言動に至るまで極端に簡素化されますので、観る人の感性に任せて

あらゆる角度から鑑賞する自由があります。

演者の気合いを受け止めるもよし、能面・能装束、音楽を楽しむもよし、さらには眠ってしまうのも…

そこで見る夢もまた、ひとつの舞台なのです。

 

能に接する機会の少ない外国の方々に、このような能の懐の深さを体感して頂きたい、身を任せて楽しんで頂きたい…そのお手伝いをさせていただくのが、能を継承する使命を持つ私の責務であると思って

おります。

私自身、観能通訳ガイドという切り口から能を見詰め直すことが芸力向上に繋がるのならば、幸せに思います。

 

日本人の方への日本語ガイドも承ります(公演情報紹介から事前講座、当日随行まで一貫して対応させていただきます)。

 

日時: 応相談

出張範囲: 全国

費用: 無料

 

お薦めの演目等について、御相談を承ります。

どうぞお問い合わせくださいませ。

tel:090-5580-6864  mail:shuuseikai2003@yahoo.co.jp

 

≪御案内≫

 

英語講演会「能~武士道からひも解く日本人の精神構造~」

日時:平成29年2月14日(火)13時~15時

場所:ANAクラウンプラザホテル(福岡県福岡市)

地図:http://www.ihg.com/crowneplaza/hotels/us/en/fukuoka/hakja/hoteldetail

料金:無料

事前申込:要(入場証発行のため)

 

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英語講演会「能に見る日本人の精神性のルーツ」

日時:10月6日(火)13時~15時

場所:ANAクラウンプラザホテル(福岡県福岡市)

地図:http://www.ihg.com/crowneplaza/hotels/us/en/fukuoka/hakja/hoteldetail

料金:無料

事前申込:要(入場証発行のため)

 

国際会議での「日本文化紹介」の一環として講演します。

ご興味向きの際は、どうぞお気軽においでください。

 

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茨城県水戸市にて、外国人対象に能のレクチャーをさせていただきます。

能楽全般、舞の型や武士道について英語ではどのように説明するのか、ご興味向きの方はお気軽においでください。

 

日時: 5月19日(火) 

     弘道館(旧水戸藩藩校)通訳ガイド13:00~14:30

     茶話会英語版15:00~17:00

場所: 水戸プリンスホテル 会議室(JR水戸駅より徒歩3分)
     (地図:http://www.mito-prince.co.jp/access/

内容: 能楽と武士道とのかかわり ~弘道館ガイドと絡めて~

     (実演あり)

募集人数: 20名(先着順)

費用: 無料

 

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日時: 3月21日(土) 

     事前解説12:00~13:30

     演能時中継14:00~16:30

      ※演能中は私語禁止のため、i-Padでの中継になります

場所: ミーティングルーム(大阪・大槻能楽堂付近)

地図: http://www.noh-kyogen.com/access/index.html

曲目: 能「烏頭(うとう)」

 

★演目あらすじ

能「烏頭」

諸国を巡る僧が陸奥国外の浜(そとのはま)へ行く途中、立山に立ち寄ります。そこに一人の老人が現れ、僧に頼みごとをします。その老人は実は、昨年亡くなった外の浜の猟師の亡霊でした。

頼みごととは、外の浜に着いたら自分の妻と子の家へ行き、簑笠を手向けて弔って欲しいというものでした。突然の依頼に驚いた僧は、いいかげんなことはできないと返答します。すると老人は、これを証拠にと着ていた着物の片袖をほどいて渡し、消えていきました。

僧は外の浜に着き、猟師の妻子の家を訪ねます。不思議なことに、その家にあった猟師の着物には片袖がなく、僧の持参した袖がぴったりと合いました。簑笠を手向け猟師を弔っていると、猟師の亡霊が現れます。亡霊は生前、善知鳥など鳥獣を捕獲し続けた罪により、苦しんでいることを明らかにします。そして、地獄で化鳥に変じた善知鳥から責め苦を受ける様子を見せ、僧に助けてくれと訴えて、消え失せます。

 

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日時: 9月6日(木) 14:00~14:50頃(15時開演)

場所: 表参道 ヨックモック青山本店 

地図: http://www.yokumoku.co.jp/store/aoyama_honten.html

曲目: 能「松風」

             

★演目あらすじ

能「松風」 

ある秋の夕暮れ。須磨の浦にたどり着いた僧が、磯辺に由緒ありげな松の木を見つけます。尋ねてみるに、在原行平に愛された松風、村雨という二人の海女姉妹のゆかりの松であるとか。二人の霊を弔った僧は、夜も更けたので近くの塩焼き小屋で一夜を明かそうと思い立ちます。

やがて、二人の海女が月夜に汐を汲みながら海女の身の上を嘆きつつ、車を引いて帰って来ます。家に招き入れられた僧が磯辺松風・村雨の霊を弔った話をすると、二人はなぜか涙にくれます。僧が不審に思いその仔細を尋ねると、自分たちは昔この浦に流されていた在原行平に寵愛を受けた松風、村雨の幽霊であると名乗り、行平との思い出や、行平が都に帰って程なく世を去ったことなどを語ります。

姉の松風は行平の形見の衣装を胸に抱き追憶の涙に沈みます。やがて、それを身につけた松風は物狂いの状態になり、松を行平だと思い寄り添います。やがて松風・村雨姉妹は人を愛したことによる妄執の苦しみを述べ、あらためて僧に回向を頼みます。

僧が目を覚ますとはや夜が明けていて姉妹の姿は既になく、松の隙間を吹く風の音が聞こえるだけでした。

 

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≪御案内≫

                 能 「百萬」
                 能 「百萬」

                

米国人の古楽器演奏家御一行様の観能ガイドを承ることになりました。

この機会に、「能の演目を英語でどのように表現するのか」にご興味のある方は、どうぞおいで下さい。

「能楽はこういうものです」といった全般的な解説も、解りやすくお話しさせて頂きます。

 

なお、こちらの都合で勝手ながら、諸般の都合上募集は若干名とさせていただきます。

 

日時: 8月7日(木) 17:00~17:50頃(18時開演)

場所: 観世能楽堂 2階喫茶室 

地図

http://kanze.net/public/_upload/type017_30_3/file/file_12922025645.pdf

 

解説項目: ・能の面白さ「表現する技、表現できる不思議」
         ・能「百萬」、能「紅葉狩」、狂言「蟹山伏」解説、見どころ

             

        

 

演目あらすじ:

★能「百萬」

春爛漫の嵯峨野、清涼寺に幼い子供を連れた男がやってきます。
男は奈良、西大寺のあたりで迷っていたこの少年を拾い、清涼寺の大念仏に来たのです。
門前の男は女物狂、百萬を呼び出すためにわざと下手に念仏の音頭をとり、これに誘われて百萬が現れ、なんと下手な念仏よと彼を笹で追い払います。

ならば私が音頭を、と念仏を唱え、子を想う心情を謡い舞います。

百萬が物狂いとなった謂われを男が尋ねると、「我が子と生き別れになったので心が乱れています。人様に面をさらして彷徨うのは子に逢うため。ただただ仏様におすがりするだけです、我が子に逢うための舞を見てください」と、故郷を狂い出た心情や、奈良から清涼寺までの道中の様子、春の嵯峨野の景色や清涼寺釈迦堂のいわれなどを謡います。
「これほど多くの人の中にどうして我が子がいないのか」と百萬は群衆の中に我が子を探し回りますます心が狂れます。子を拾った男は、見るも痛わしいとその子に引き会わせます。
「もっと早く名乗り出てくれたら、このように恥をさらすこともなかったのに」と百萬は嘆きながらも、よくよく考えるにこれも本尊釈迦如来のお導きで我が子との再会が叶ったのです、仏の力のありがたさよ、と奈良の都へ帰っていきました。

 

★能「紅葉狩」

紅葉が美しいとある山中にて、高貴な風情をした女が侍女を連れ紅葉狩の宴を催していました。

その酒席に、鹿狩り中の平維茂(たいらのこれもち)一行が通りかかります。維茂は道を避けようとしますが、気づいた女達に「是非ご一緒に」と誘われるまま、宴に加わります。この世の者とは思えぬ美しさの女達に酒を勧められつい気を許した維茂は、酔いつぶれて眠ってしまいます。女達はそれを見届け、何処かに姿を消してしまいます。

ちょうどその頃、八幡大菩薩の眷属(けんぞく)武内の神が道を急いでいました。維茂を篭絡した女達は、実は戸隠山の鬼神。武内の神は維茂の夢に現れてそのことを告げ、八幡大菩薩から下された神剣を維茂に授けました。

さて、夢から覚めた維茂の目前には先の女達が鬼女となって姿を現し、襲いかかってきます。維茂は勇敢に立ち向かい、激しい戦いの末神剣で鬼女を退治します。

 

★狂言「蟹山伏」

修行を終えた山伏が召使いと共に故郷へ帰る途中に大きな沢にさしかかると、蟹の精が現れます。

召使いは金剛杖で蟹の精を倒そうとしますが、逆に耳をはさまれてしまいます。山伏も念力で対抗しますが、結局二人とも耳をはさまれてしまい…。